児童虐待防止をPR キワニスクラブが活動 和歌山

2014年04月06日 14:17

和歌山市で昨年に起きた2歳男児虐待死事件など、子供たちへの虐待が後を絶たない中、社会奉仕団体「和歌山キワニスクラブ」(田中宣人会長)は5日、和歌山市のJR和歌山駅前で、中学生とともに虐待防止を訴える街頭啓発活動を行った。

 同クラブ会員や、和歌山大学付属、同市立東和、加太の各中学校の生徒ら約70人が参加。通行人に「子供たちを虐待から守りましょう」と声をかけながら、チラシや絆創膏などを手渡した。

 大きな声を出してチラシを配っていた加太中3年の岸田優海さん(14)は「今の時代は虐待が多いと思います。こうしてチラシを配ることで少しでもなくしていく手助けができれば」と話した。